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年休管理のソフトを作成いたしました。

入社から6か月を所定労働日の8割以上継続勤務すれば、10日の年次有給休暇が付与されます。正社員、パートタイマーを問わず雇用契約された社員に与えられる権利です。働き方改革関連法案、労働基準法の改正により10日以上の有給休暇が付与されている労働者には、必ず5日取得させなければいけません。(労働基準法第39条7)。年休管理簿は誰が何日に1日又は半日 あるいは時間単位でどれだけ取得消化したか。年度末までに5日消化の状況を把握し、消化が少なければ、指導が必要になるケースがあります。

今回作成したソフト(VBA利用)は、名前、入社日、週何日勤務又は年間勤務を入力すれば、入社から7年6か月後までの年休取得基準日と付与日数を自動に表示します。

社員が年休を申請し、取得日を入力する際、社員を検索すると前年度の期首継続日数、本年度の付与日数(年度内でも基準日が先の場合は予定日数として表示)を確認し、登録します。前年度の継続日数、本年度の付与日数の残がなければ登録できないようにしています。年度を指定して検索すると取得消化日を検索して、リストボックスに表示します。管理簿を押すとEXCELの年休管理簿に入力されます。印刷、外部出力できます。EXCELの管理簿シートを従来使用してもらっていましたが、行の間違いや日にちの間違が発生します。また、必要な時にファイルを保存すればよいので年度ごとにファイルを管理する必要がありません。

年休管理の完全クラウドソフトを導入されていない、顧問先、関与先には検討していただき、良ければ使った頂きたいと思います。